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オークション > エンタゲット! > 刺青 堕ちた女郎蜘蛛 > 川島令美さんインタビュー

刺青のメイクが、心地よい眠りを誘ってくれる!? 川島令美さんが語る撮影秘話
文豪・谷崎潤一郎の代表作『刺青』。この小説を、『雷魚』『サンクチュアリ』などで人間の赤裸々な姿を描いてきた奇才・瀬々敬久監督が新たに映画化。時代背景や主人公の設定を大胆に変更し、男女の壮絶な愛を描いている。

本作は不倫の恋に破れ、出会い系サイトのサクラとして働く孤独な女性、アサミが主人公。自暴自棄な生活を送っていた彼女が、ある男性と出会い、その後の運命を大きく変えていく。主人公・アサミを演じるのは香港映画『東京攻略』やドラマ『D-girls』などに出演、デザイナーとしても活躍する川島令美さん。刺青を彫ったことをきっかけに変化していくヒロインの心情を体当たりで熱演している。

「エンタゲット!」では、そんな川島令美さんを直撃! 大変だった背中の刺青のメイクや撮影現場での出来事、共演者についてなどをたっぷりと語ってもらいました。
川島令美さん
川島令美(かわしま・れみ)
1979年生まれ。ドラマ『ガラスの仮面』でデビュー。映画、舞台、テレビなどで活躍中。また、アパレルブランドJOGARBOLAのレディースライン・MARIACIDAのデザイナーとしても活動。おもな出演作に香港映画『東京攻略』、ドラマ『D-girls』など。
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実は瀬々敬久監督のファンでした
川島令美さん
「この映画は色の使い方がすごいですよね!」と楽しそうに語る川島さん。瀬々監督のファンとしても、本作がお気に入りのようです。

本作で強烈なヒロイン像を体現したのが、主人公・アサミ役の川島さん。文字通りの、体を張った熱演が見る者の心に深い印象を残す。出演が決まった経緯について聞いてみた。

「以前、一緒にお仕事をさせていただいたプロデューサーさんから、『やってみませんか』とお話をいただきました。監督も瀬々敬久さんに決まっていたんです。出演のお話を最初にうかがった時点で、台本もある程度は出来上がっていましたね」

最初に台本を読んだ印象は?

「瀬々監督の映画は何本か見たことがあるんですが、どれも印象的でした。それで、瀬々監督の作品にはぜひ出演したいと思っていて……。台本を読んでいくうちに、作品世界にスッと入り込めました」

この作品は肌を露出させるシーンや、激しいベッドシーンなどもありますが……。

「特に“脱ぐ”ということに抵抗はなかったですね。ただ、相手役とのシーンで、自分の演技が作品世界を壊していないか、きちんと演じ切れているのか、それだけが心配でした」

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「カット」の声が待ち遠しかった撮影
この作品は、主人公・アサミが普通の日常生活とはかけ離れたモラルのなかで、自分の生き方を貫こうとする姿を描いている。撮影に入るにあたって、監督からはどんな演出が?

「あまり作りこみすぎないで演じてほしいといわれました。原作の小説は明治時代のものですが、この映画ではそれをモチーフにして、現代の女性を描きたかったんだそうです。『生きることの難しさやつらさを、心の奥に感じながら生きている女性を自然に』とのアドバイスで……。人と接することに不器用で、自分の殻に閉じこもりがちな部分を表現してほしいという演出でした。だから物語の前半部分では、感情をおさえて演じていました。感情を出さない演技というのは、逆に難しいんです。ただ、監督が作品の世界観をはっきり持っている方で、的確にアドバイスをしていただけました」

撮影の進み具合はどんな感じでしたか?

「撮影自体はとてもスピーディーなんですけど、シーンを演じ終わっているのに、『カット!』の声がかかるまでがすごく長い! いつも全員の演技が終了してから5秒くらい声がかからないんです(笑)。スタッフの皆さんはカメラを回したまま、息をつめてじっと待っていて、声がかかると『やっと終わったあ』といっせいに脱力(笑)。不思議に思って監督に聞いてみたら『カットの出来に納得できないけどあきらめる、という場合と、素晴らしいカットの撮影が終わるのが残念だ、という場合の2通りがあるんだよ』って言ってました」
川島令美さん
埼玉県や都内各所で撮影を行った本作。撮影の拠点として、なんとあのホラー映画『呪怨』のロケ現場になった家を借りていたとのこと。
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企画・編集:キッチュ
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